日私教研からのお知らせ:所長室からのメッセージ

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日私教研からのお知らせ

経験を明日につなぐ年-想いを一つの力に

No.7(2012年1月)

新しい年を迎え、年頭のご挨拶を申しあげます。

今年の干支である辰は”昇り龍“ 、うるう年開催のオリンピックは“世界平和の祭典”と言われます。これらにあやかり、明るい未来につながる飛躍の1年となることを願ってやみません。

昨年は東日本大震災という未曾有の体験をとおして、本当に大切なものや新たな価値観に気付かされた方もいらっしゃると思います。困難に直面しても他者を思いやる優しい心と芯の強さを保つ被災地の方々の姿に、国内外で賞賛の声があがりました。仕事や学業等の合間にボランティアが馳せ参じ、数え切れない程の善意が世界中から届きました。2011年に私たちが見て、聞き、感じたものは、必ずやこれからの人生で活かされていくことでしょう。

人がひとりで生きていくのは難しいことです。ともに笑い、泣き、助け合う家族・友人・仲間達との絆は、何物にも代え難い“財産”です。そして熱き想い・志を共有する私立学校は、それぞれが目指す教育を実践すると同時に、次代を担う人材育成、被災生徒等の受け入れ等にも積極的に取り組んでいます。少子化・不況という厳しさのもと、私立学校全体の向上のためには各校が力を合わせることが肝要です。私学教育の素晴らしさ、教育のあり方や私学振興策について関係者の声を国や世の中に伝えることで、私学への認識と理解が深まり、真の私学振興への道が開かれていくのです。

新年号では、研修・研究活動等をとおして私立学校・教職員を応援する日私教研のメンバーが2012年の各事業の抱負を語ります。ご一読のうえ、今年も日私教研の研修会・ホームページ等をご活用ください。

《2012年の抱負-日私教研事業について》

総括

日私教研が八王子から千代田区に移転して今年で6年目。移転とともに事業の検討・改革に取り組み、「全国組織である研究所の役割とは何か」を根幹に組織改編を実施しました。特に一般研修事業は、今日の学校現場の急速な変化や多様化等に対応すべく教科中心の研修から喫緊の課題を扱う専門研修へと大幅に改めました。また研究事業、教員育成のための初任者研修・10年経験者研修等についても「初任者研修等事業検討委員会」を設けてその基本的方針の策定を進めているところです。昨年からは各種研修の情報・実施報告などを広く各私立学校に伝える機能を担う広報活動の充実・強化に取り組んでいます。

今年は、研究・研修事業に加えて「一般財団法人」への移行、創立50周年を迎える平成25年に向けて記念事業の準備がひかえています。情報化、国際化からグローバル化の時代へと社会がめまぐるしく変化するなか、先の時代を見据えた私学教員の研究・研修を担うべく職員一同、新たな心持ちで各事業に励んでまいります。(事務局長)

一般研修

一般研修事業改編3年目となる24年度も「私学経営研修会」や「私立学校専門研修会・各部会」で扱う課題の研究をさらに深化させ全国に発信するとともに、研修会参加者がその内容をそれぞれの地域や学校で適切な方法により幅広く活用されることを期待します。

研究

日私教研の役割はただ一つ、多忙な毎日をおくっている私学の現場の先生方の手助けをしていくことです。忘れてはならないのは、その背後に児童・生徒が存在することです。その思いをもって、これからも研究事務の仕事を続けていきます。

総務

昨年の大災害、懸命に生きようとする人、それを支えようとする人、人とのつながりの大切さを痛感しました。苦難の時こそ人間の資質が問われます。もたれ合うのも人で、支え合うのも人、私は総務会計で支えることの一役を担えればとの思いです。

広報

昨年5月にリニューアルしたホームページを中心に、日私教研の各種事業をはじめ、全国の私学団体・私立学校の取り組み、国・地方の教育政策の動向と私学が抱える課題等、皆様に役立つトピックスやメッセージを広くかつタイムリーに発信してまいります。

所長 中川武夫

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